孤独
中三の夏休み、街外れの総合病院に入院していたことがあり、
そのときの窓から見た景色を今でも思いだす。
受験勉強もあまりしないで、
先の見えない漠然とした不安がいっぱいの頭で、
風に吹かれザワザワ揺れていた黄金色の稲穂を
いつまでも見ていたあの時を。
今の私はその時間と真っ直ぐにつながっている。
中三の夏休み、街外れの総合病院に入院していたことがあり、
そのときの窓から見た景色を今でも思いだす。
受験勉強もあまりしないで、
先の見えない漠然とした不安がいっぱいの頭で、
風に吹かれザワザワ揺れていた黄金色の稲穂を
いつまでも見ていたあの時を。
今の私はその時間と真っ直ぐにつながっている。